InvadURL

最新版 10/30 2020
【概要】
インターネットを使用していると色々な物のリマインドとしてお気に入り等に色々な場所の アドレスを書いた URL が溜まっていきます。時が経つと 要らなくなった URL は削除されていくのですが URL の アドレス先が いつのまにか無くなってしまったり 記録先の HTML の名前やフォルダー ファイル 名が変わったりして URL の リンク先が無くなっているのも良くある事です。これらを一つ一つ当たっていくのも面倒な事ですので無効な URL を探して削除できる様にこの InvadURL を作成しました。
URL をお気に入りに使用するのは IE ですから IE を使用しない方は それ程有効では無いかも知れません。

【動作環境】
日本語 Windows 98 / 2000 / XP / Vista / 7 / 8 / 10 ランタイムは特に必要ありません。

【インストール/アンインストール方法】
InvadURL.exe と InvadURL.chm を適当なフォルダーに置いて適当なショートカット等を 作って立ち上げて下さい。
アンインストールはレジストリーは使用しませんので InvadURL.exe と InvadURL.chm 設定ファイル InvadURL.qnf それに作成した ショートカット等を削除して下さい。他には何も残しません。

【使用方法】
立ち上げてコンボボックスにドライブ フォルダー名を入れて下さい。このフォルダー以下の URLを検索します。
通常ならお気に入り フォルダーなのでしょうが 自分で入れて下さい。次からは検索した場所は記録するので コンボボックスから選択する事ですぐに代入出来ます。
File→Folder と有るメニューから 検索ドライブ 又は フォルダーを選択できます。 もちろん直接コンボボックスにフォルダー名を書き込んでもかまいません。 フォームへのフォルダーのドロップでもコンボボックスに代入出来ます。
コマンドラインからも指定出来るので フォルダーの InvadURL.EXE ショートカット へのドロップでも Send to に入れても立ち上げる事が出来ます。
コンボボックス に フォルダーが入ったら Search ボタンを押して下さい。 指定したフォルダー以下のURLで リンク先が無効になっている ( リンク先が無いと思われる ) URL を探して リストアップします。
此の検索を途中でキャンセルするには X キー又は ESC キーを押して下さい。その時点で確認している物を終わってから 中止します。( たぶん 2〜3秒かかります。何しろ 一つ一つ繋いで 繋がるかどうか調べるので時間がかかります。 私の環境では 700 程度の URL を調べるのに 35 秒程度かかります。)
隠し機能ではないのですが 検索ボタンを押す時に Control を押していると全ての URL を 有効 無効に関係なく リストアップします。
リストボックスにリストアップされたリンクで消しても良いと思う物を左クリックして選択して下さい。 選択してある物をクリックすると非選択になります。マウスの左ボタンを押しながらカーソルを動かす事で 連続して選択 解除 をする事も出来ます。
リストを右クリックするとそのリストに関連したメニューが出ます。
1 / 4 URL とか出るテキストは 選択数 / 見つかった URL ファイル の意味です。此のテキストは
Not yet  まだ検索はしていません。
00 / 00 Files 検索中で 0:Invarid URL / 00:Total Files を表示します。
Canceled  X or ESC キー 又は --- のボタンで でキャンセルされた。 ( 約 0.8秒 表示します)
No URL 見つからなかった。 の意味です。
消去しても良いと思われる URL ファイルを選択したら Delete ボタンを押して下さい。選択URL ファイルを 消去します。 ( ファイルの消去権が有ればの話です。) 消去出来た URLファイル はリストから除かれ Total リスト数も減ります。
File メニュー
Folder : 検索ドライブ 又は フォルダーを選択ダイアログを出します。
 右クリックで選択する事で コンボボックスに有るフォルダーを選択して始めます。
Exit : 終了します。Search が始まると Search のキャンセルです。
Edit メニュー
SelRev : クリックする事で選択の反転をします。
  選択が無しの時は此を押す事で全て選択状態に出来ます。
SelAll : リストを全て選択状態にします。
SelClr : リストを全て非選択状態にします。
Copy : リストアップしたリストを各行にしてテキストクリップボードに代入します。
  後の参考にしたい時に使用して下さい。
Set'g メニュー はチェックがある時に有効です。
Top Most : InvadURL を最上位ウィンドウにするかしないかの切り替えです。
  他のウィンドウの影に隠れるのが不便な時は Top にして下さい。
Recycle : ゴミ箱が有効になっていればゴミ箱に移動します。
Alt Name : ファイルとして認められない文字を使用している URL 用です。
ファイルとして認められない文字を使用していると通常は此のファイルを読み込んで解析する事が出来ないので Invalid になりますが Alt Name にチェックが有る時には Dos 形式の ファイル名 ( Short Name ) を使用して ファイルを読み込んで有効さを確認します。
Help メニュー
Help : ヘルプファイルを表示します。
About : バージョンを表示します。

List 右クリックメニュー ( リストが有れば )
Open Folder : URL ファイルを選択して存在するフォルダーを開きます。何らかの確認に使用して下さい。
Open Link : URL ファイル の リンク先を開きます。( 通常は開かないはずですが 時間をかければ開くかも 知れません。)
Copy Name : 右クリックリストのフルパス名をテキストクリップボードに代入します。
Delet URL : リストURLを 1つ選択とは関係無しに削除します。

Serach ボタン
このボタンで 左に選択されている ドライブ フォルダー以下でリンクが切れている URL ファイル を全て検索します。
Search が始まると --- に変わります。途中でキャンセルする時は X キー ESC キー 又は --- ボタンを 押して下さい。表示が XXX に変わって何秒かすると検索を終了します。
検索ボタンを押す時に Control を押していると全ての URL を 有効 無効に関係なくリストアップします。
Delete ボタン
リストアップされた項目の内で選択されている( 青くなっている物 )を削除します。
リストにフォーカスの有る時には Delete キーでも同様に削除出来ます。
192.168 チェックボックス
チェックボックスは チェックが有れば リンク先が プライベートネットワークでも調べます。 但し 此は状況によって有ったり無かったりしますし 機器が OFF 状態の時は確認にも時間が掛かります。

検索対象とした ドライブや フォルダーは 30個 までコンボボックスに記憶するのでこれから選ぶのが早いかと 思います。
Search をかけたフォルダーはその都度記憶していきます。コンボボックス記憶したフォルダーを消すには ドロップダウンコンボで選択する時に Shift キーを押して選択して下さい。
Search ボタンを Shift を押しながら クリックするか コンボボックステキストに何も入っていない時にクリック すると結果をリセットして最初の状態にします。
InvadURL.exe が終了する時に場所 サイズ 使用フォルダー歴 等を InvadURL.qnf に残します。

【コマンドライン】
検索対象とするフォルダー を入れて下さい。この時は立ち上がるとすぐに検索を初めて結果をリストアップします。

【注意事項】
・リンク先の切れているとされた URL でも時によって有効になるかも知れません。又 有効さの確認を効率良く 行う為にリンク先のレスポンスが無い時のタイムアウト時間を通常より短く設定して行います。( もちろん 終了後は元に戻してはいます。) したがって反応の遅かった URL のリンク先は無効とされるかも 知れません。そんな時は 右クリックメニューの Open URL をしてみて下さい。通常通りにブラウザーで 開きますからそれで判断して下さい。何しろ URL の相手先が有っての物ですから削除 URL ファイルをを 選択する時には 良く確認して選択して下さい。リンク先の切れているかも知れない候補 ぐらいで考えて いただいた方が良いかも知れません。
・URL の相手先相手のプログラムですから反応の悪い所も有る訳でその事でプログラムが滞らない様に URL ファイルの検索後の有効さの確認には数個の別スレッドに回しています。この為スレッドが全て終了 しないと終わらない様にしているので 一度 Search を始めたら出来るだけ 通常の終了手順 Cansel → 終了 として下さい。( プログラム的には考えられるガードは打っては有ります。)
・ゴミ箱 ( Recycled ) の中も検索対象です。Recycle に チェック ある時には 削除 しても 当然ですが Recycled に移動しただけで 再検索すれば Recycled の中に現れて来ます。 但し ゴミ箱 ( Recycled ) の 中の物を削除したした時は Recycle が利かない様になっています。

【制限事項】
当然ですが インターネットに接続していない環境では無力ですから立ち上がらない様にしています。
又 OS によってアクセス権が与えられていないフォルダー以下の検索や 削除権が無い UEL については 無力です。

【使用に関して】
此の プログラムは バグ 動作不良などが無い事を期待されて作られてはいますが 違う環境での 正常動作 又 誤動作から来る損害など についての 保証はいたしかねます。 ただし ご意見 提案 動作不具合報告等は歓迎いたします。

【履歴】
2011/12/12 Ver 1.000
リンク先の切れた URL ファイルは見つけにくく 無駄かも知れないので此を何とかする為の補助に作成しました。
2012/01/12 Ver 1.020
スレッドの並列動作中の安全性を高めました。此によりスレッドの空き時間と スレッド切り替えの オーバーヘッドを詰める事が出来る様になり 40% 程度のスピードアップが出来ました。
キャンセルやウィンドウの終了時の反応と安全性を高め 応答の無い URL が有っても 設定時間 36秒後に 確実に終了出来る様にしました。
通常では読み込めないファイル名を持つ URL ( ファイル名として認められない文字を使用している ) の 扱いをどうするかを Set'g メニューの Alt Name で決められる様に 又 Open Folder も此に対応する 様にしました。
2012/09/08 Ver 1.100
検索結果を表示するリストの選択をマウスボタンの左押しで連続して選択 解除が出来る様にし キー入力 Ctrl+A で全て選択 Ctrl+C でリストのコピーを Delete で削除する様にもしました。
Edit メニューに SelAll を新設しました。
2012/12/31 Ver 1.110
何らかの理由で指定したリンクが削除出来なかった時の対処をして表示と実際の矛盾が出ない様にしました。
2013/07/25 Ver 1.200
連続して検索している時のリストの表示をリアルタイムに加える所のコードを安全で速い物にして反応も 良くしました。
Edit メニューに SelClr 又 リストの右コンテキストメニューに Delet URL を加えてそれだけを 即削除し易くしました。その他 数個の使い勝手の向上をしています。
2014/01/25 Ver 1.220
作業中の結果をリストに入れてそれをその都度表示する為のメッセージ処理コードを他のメッセージを流さない 専用の物に変えて安全で必ず自分で戻れる物にしました。又 終了する所のプロシージャーも出来るだけ他からの 余分なメッセージの影響が出ない様にしています。 後 探した結果の経過が解る様にリストを最後にスクロールする様にしました。
2014/06/24 Ver 1.230
検索動作中のメッセージは出来るだけ此の期間に処理をする事にして後に残さない様にしこの間の反応を良くしました。 タイトルバー上でのシステムメニューが出ない不具合 リストアイテムが無いのに編集の Copy メニューが選択出来る 不具合も修正しました。同時に通常の 最大化 最小化ボタンも付けました。
途中でキャンセルする時は Shift から X キー 又は ESC キーにしました。 リストアイテムをテキストクリップボードにコピーする際に必要の無いクリップボードクリアーはしない様に ウィンドウ書き換えの時に余分なエリアの書き換えはしないコードにしました。
2015/01/05 Ver 1.300
設定メニューに Tip Time を加え 此を 有効にすると リストアップフォルダーにマウスカーソルを置くと 作成 更新 参照 ( アクセス ) 日時のツールチップを出す事にして削除の判断をし易くしました。
2015/03/17 Ver 1.310
Windows 8 の色の設定によっては フォームの色がちぐはぐになってしまうのを修正しました。 サブクラス化しているリストボックスのメッセージ伝達を正確にして 効率も良くしました。
2015/08/23 Ver 1.320
DPI スケーリング は自身でする事を宣言し メニューやリストの文字 フォームのサイズが OS の DPI の仮想化 による スケーリング の影響を受ける事の無い様にしました。
2016/05/04 Ver 1.330
COM 使用の宣言を最初にスレッドでの宣言に代表させて 此を使用する動作の安定をさせ 重複の無駄を無くしました。
リストのコンテキストメニューにURLファイルのプロパティーを開く Property を加えました。
2017/02/20 Ver 1.340
Open Folder が常に選択された状態で開かれる様に 常に新しいフォルダーウィンドウで開く様にしました。
2017/09/25 Ver 1.360
時間のかかる処理の時に 本来の処理以外の メッセージの取得 送りの効率と 安全性を上げて 出来るだけ  本来の ウィンドウプログラムの反応が損なわれない様にしました。
2019/06/30 Ver 1.400
無効リンクの検索中のキャンセル動作を統一してより色々のインタラプト条件でもキャンセルが入る様にして 安全性を上げました。又 此の検索中は 無効リンク / 総調査ファイル 表示を出す事にして 検索中の プログレスがより解る様にしました。
メニューは右クリックでも認める様にして File メニューの Folder では左右の動作を変える様にしました。
リストアイテムの選択 非選択動作をより反応の良く確実な物に変えました。
後 通常ではあり得ないようなフォルダー深さの事も考慮して ワークバッファがオーバーして 他に影響を 及ぼさないように 事前に収まる確認をする事にして 安全性を高めました。
2019/11/15 Ver 1.440
フォームで使用する フォントは 現在のエクスプローラーの使用している物と同一の物として 画面表示が 違和感の無い物にし 解像度の違うディスプレーにもサイズ対応が良くなりました。
フォームのサイズ調整であまりに幅を小さくされた時にボタン等の配置がおかしくならない幅に制限しました。
2020/02/29 Ver 1.460
Abouto のメッセージボックスや Folder 選択 のダイアログ の位置を プログラムと 関連の有る位置に表示 する様にしました。同時に これらに 自分の アイコンを表示する様にしました。
2020/10/30 Ver 1.500
マルチモニター環境に対応しました。
IME を使用しての入力は無いので使用しない宣言をして常駐メモリーを減少させました。
メッセージボックスや Folder 選択 のダイアログ に InvadURL アイコン を入れる様にしました。

 最新版 10/30 2020 Ver 1.500 Size 20 kb InvadURL のダウンロード
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